DSP manager 解説
DSPって何?†
- これを使うと、再生中の音楽データをデジタル的に処理し、擬似的な音響効果、チャンネル数の増減、無音部分の削除などができる。
- 音楽データ自体には改変を行わない。しかし、設定を変更したConverterを使えばDSP処理された音楽データを作成することもできる。
- DSPコンポーネントはアクティブにすることで初めて機能する。導入後は必ずDSPを有効にさせること。
- DSPの一覧
Active DSPs / Available DSPs†
左の欄(Active DSPs)が現在アクティブな DSP 、右の欄(Available DSPs)が使用可能な DSP。
矢印で移動、Up / Down でアクティブな DSP を上下に入れ替え、上部の Configure selected で選択した DSP の設定をすることができる。
Up / Down について†
DSPコンポーネントの多くは音を加工するため、適用する順序によって出力される音、処理速度が変わる。
DSPコンポーネントはリストの上から順番に適応され、下記の順序での適用が推奨される。
[Resampler] => [その他のDSP] => [Limiter]
Configure selected - 選択した DSP の設定†
Equalizerのように、コンポーネントによっては DSP manager 上で設定を行うものがある。
設定方法は、設定したい DSP をアクティブにして、上部の "Configure selected" を選択する (ここで設定できないコンポーネントはグレイアウトする)。
設定方法はそれぞれの DSP の解説を参照する。
Preset†
設定した「アクティブなDSP」のリストを保存(Save)/ 読み込み(Load)/ 削除(Delete)できる。
インストーラ同梱のDSP一覧†
- Standard DSP Array (foo_dsp_std.dll)
- Advanced Limiter: クリップするところだけコンプレッサーをかけるリミッター。
- Convert 5.1 to stereo: 5.1ch → ステレオ
- Convert mono to stereo: モノラル → ステレオ
- Convert stereo to 4 channels: ステレオ → 4ch
- Downmix channels to mono: モノラルにする
- Downmix channels to stereo ステレオにする
- Hard -6dB limiter: 強めのリミッター
- Move stereo to rear channels: ステレオをリアチャンネルに移動
- Resampler (PPHS): リサンプラー
- Resampler (dbpoweramp/SSRC) dBpoweramp/SSRC のコードに基づいた、高品質だが低速なリサンプラー
- Reverse stereo channels: ステレオの左右チャンネルを入れ替え
- Crossfader クロスフェイダー
- Skip Silence スキップサイレンス
- Equalizer (foo_dsp_eq.dll)
- 関連URL
- イコライザーのプリセットファイルのダウンロード
- FAQ
- Resamplerの設定はどうするべきですか?