この FAQ 以外に foobar2000 FAQ 日本語訳 と 解説 があります。また各コンポーネントのFAQはComponentsページにあります。 一度目を通しておきましょう。
英語でのリソースは本家FAQ、本家foobar2000 Wikiなどがあります。 開発状況など、最も多くの情報はHydrogenaudio Forums内にある公式フォーラムfoobar2000 Forumにあります。ほとんどの質問の答えは当ページの記事を検索することなどで見つかるでしょう。
v0.9 まとめを参照
右上の緑の矢印をクリックすることでダウンロードできます。ほかのバージョンをダウンロードしたい場合は右のメニューからダウンロードしたいバージョンを選択してください。
Portable foobar2000を使ってみてください。 正式版との違いは、
なお、v0.9.6 からは公式にポータブルモードが追加されています。
日本語化されるのは主にpreferences画面だけです。仕様によりメインメニューやコンテキストメニューは日本語になりません。 foobar2000本体にはwinampのようなダメ文字等の問題はありませんので、日本語化は必須ではありません。
上書きインストールするだけです。ただし、設定データなどが消えることがありますので、事前にバックアップをとっておくことを推奨します。 また、インストーラーでチェックを外したコンポーネントが以前にインストールされている場合に自動で削除されるわけではないので、不必要になったコンポーネントは手作業で components フォルダから削除しなければなりません。
音楽ファイルを前もってスキャンしておくことで、音量を自動的に平均化するための技術。メタデータを利用して音量をそろえるため、元の音源データが変更されることはない。 Replaygain つかいかたにくわしい説明があります。
Preferences -> Playback の Preamp - With RG info: の数値を調整することによって音量を上げることが出来るが、Replaygain は標準の89.0dBでクリッピングしないように調整されているので出来ればハードウェア側で音量を調節した方がよい。 また、Replaygain していないファイルとのあいだで音量差が出て困るという場合は Without RG info: の数値を低くしてバランスをとる。
v0.8 にあった Start playing on startup 設定が無くなってしまいました。/playオプションをつけて起動してください。 レジュームしたい場合は、Preferences -> Playback の Resume playback after restart を有効にします。
Menu -> Playback -> Random で行うランダム再生は演奏済みの曲を考慮しない純粋なランダム再生です。 Menu -> Playback -> Order -> Shuffle または Menu -> Playback -> Order -> Shuffle (v0.9.5~)でより高度なランダム再生が行えるようになります。
v0.83では、連続再生に関しては、Playback -> Follow cursor をオンにしてfoo_scheduler を利用して適切に設定をすれば可能です。タブをまたいだランダム再生に関しては、これを実現するオプションやプラグインは現在のところないようです。 (Add to Playback Queueで次以降再生される曲を指定するとき、タブをまたいで指定すること可能。ただし、指定した曲がなくなるとなくなった時に再生した曲と同じタブ内で曲が再生される。)
ステータスバーをダブルクリックする。-> 便利なショートカット もしくはショートカットキーやメインメニューに View > Columns Playlist > Activate now Playing を設定しておいて利用することも可能。
Menu -> Playback -> Playback follows cursor がオンになっているとそのような動作になる。
標準のHTTP reader では http プロトコルのみしか対応していないので出来ません。mslive streaming supportを導入すれば利用出来ます。
少なくとも国内サイマルラジオ局のmmsプロトコルにも対応しているのをV1.1.16にて確認済みです。
ただし、http、mmsプロトコル共にasxファイルの最後が"</Ask>"だと認識されません。 その場合はテキストエディタなどで"</Ask>"を"/Asx>"に書き換える必要があります。 また、タイトルなどで日本語が書かれていても無視して指定されていないものとみなされますが、放送受信時に局から送られる情報に関しては正常に日本語表示されます。
エンコーダによってはギャップレス再生できないMP3ファイルがあります。DSP Manager で Gap killerをactiveにすればそのようなファイルでも偽ギャップレス再生が行えるようになりますが、バッファをとるのでメモリ使用量は大きくなってしまいます。
転送速度の遅いメディアからファイルを再生する際、読み込みが追いつかなくなってこのようになる場合があります。 Preferences -> Playback の Full file buffering の値を調節して、最初にファイルを全部読み込んでから再生を始めるようにしましょう。
できません。対応されることは永久にないでしょう。*.zipにリネームしてください。
Windows の各拡張子(*.mp3など)の関連づけで、「Enqueue in foobar2000」を既定のアクションに設定する。なお、Generalで「Always send to playlist(このプレイリストに送る)」のチェックは外すこと。 Preferences > Shell Integration から設定します。
※チェックを入れたままの場合、特定のプレイリストに必ず追加される。
3rd Party Components以外の設定に関するFAQ
他のタイプのタグ情報が存在していないか確認しましょう。foobar2000 は ApeTagv2>ID3v2>ID3v1 という順でタグ情報を認識します。 仮に ID3v2 タグで情報を書きこんでいても、ApeTagv2 が存在している場合、ApeTagv2 の方が優先度が高いため ID3v2 タグの情報は読み込まれません。
例えば MP3Gain を使用して Replaygain 情報を書きこんでいた場合、MP3Gain は ApeTagv2 で Replaygain 情報を書きこむため、ID3v2 タグの情報は foobar2000 上では反映されないことになります。 MP3Gain と foobar2000 を併用する方法はいくつかあります。
foobar2000.exe、shared.dll、foo_ui_std.dllなどのUIコンポーネントがあれば起動します。 このほかデコードにはInputコンポーネント、出力にはOutputコンポーネントが必要になります。
基本的には、
この二つを丸ごとバックアップすればよい。後者をバックアップし忘れるケースが多いので注意。 (設定ファイルなどをインストールフォルダに入れるように設定している場合は、C\Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\foobar2000 をバックアップする必要はない) そのほか一部のコンポーネントは独自の設定ファイル・レジストリを使用していることもあるので、念のためにそれらもバックアップしておいたほうが無難。
なお、不安定なコンポーネントなんかを導入している場合は、foobar2000 本体のインストールフォルダ、または C\Documents and Settings\(ユーザー名)\Application Data\foobar2000 にある
この2つのファイルを定期的に保存しておいた方がよい。 両方のディレクトリにこれらのファイルがある場合は、現在使っているほうをバックアップする。どちらを使っているか分からない場合は、ファイルの更新日時で判断しよう。
Preferences -> File types で変更しましょう。
Preferences > Shell Integration からの設定に変更になりました。
Title formatting Help の日本語訳を参考にして、Preferences -> Display -> Title formatting 以下の設定を編集しましょう。
Preferences -> General -> Bring to front when adding new files from commandlineのチェックを外す。 なお、/hideスイッチより、このオプションが優先され、このオプションより /showスイッチが優先される。(/hide < Bring(ry) < /show) (ただし、これは音楽ファイルを伴う起動の場合(foobar2000.exe /add <media file> /hide)で、 ファイルを伴わない起動(foobar2000.exe /hide)の場合には関係はない。(v0.9.5.1で確認)
Preference - > Display - Double-width characters in title formatting の設定を Count double-width characters and ambiguous characters as two regular characters に変更した上で Playlist 表示用のフォント(Preferences -> Display - Dafault User Interface 右上の Playlist font...)を等幅フォントに変更する。 Double-width?には「Ignore」1つしか見えないですが選択してキーボードの下を押したりマウスのホイール回したり右にでる小さな▲▼ボタンを押すと切り替わります。
それでもずれる場合はフォントやフォントサイズを変更してみる(9pt,12pt など3の倍数のサイズでそろうことが多い)
使っているフォーマットによってはどう設定してもずれる場合がありますが、その場合は実際にフォーマットの中身を編集するしかありません。
関連:TitleFormatting, Display 解説
v0.8.2 からプレイリストタブの多段表示が可能になりましたが、プレイリストが多い場合はかなり見辛くなります。v0.9 現在、この多段表示をオフにするオプションはありません。 また、サードパーティーの UI コンポーネント Columns UI では多段タブ表示のオン・オフが可能です。
Preferences -> Display -> Default User Interface -> System notification area の Minimize to notification area にチェックを入れる。
File Operations を利用する。
現在(v0.9.6.2)、再スキャンや「File Operations による移動」を行わずに Media Library フォルダのパスを変更する方法はありません。以下にあなたが管理者権限を持つユーザーである場合の対策を記します。利用は自己責任で。
- Media Library に追加したいフォルダを共有フォルダに設定し、Preferences の Media Library でマイネットワーク以下からそのフォルダを選択すると、たとえドライブレターが変わったとしても、(同じ名前の共有フォルダに設定し直しさえすれば、)再スキャンを行うことなく Media Library 内の曲が再生できます。
- 環境によって差があるとは思いますが、一般に (共有フォルダの設定にかかる時間) < (スキャンにかかる時間) なので、頻繁にドライブレターが変わるような環境では大きな意味があるでしょう。
拡張子を「dll」以外にする。たとえば「foo_input_std.dll」を「foo_input_std.dll_」のようにリネーム。 または、「.」から始まる名前のフォルダを作成し、そこに読み込まれたくないファイルを退避させる。
※ v0.9.5.3 からは"components" フォルダ以下の DLL のみを読み込むようになりました。
Preferences > Shell Integration から設定します。 Always send to playlist: にチェックを入れ、送り込みたいプレイリストの名前を指定します。
解決策1: Playlist Clearを導入する。
解決策2: 一度プレイリストになにも登録せずに終了して、その後にfoobarをインストールしたフォルダ下のPlaylistsフォルダの中にある「?.fpl」というファイル(標準では000000000 - Default.fpl)のプロパティを開いて属性のところを読み取り専用にしておく。
解決策3: /command:"playlist/clear" オプションを付けて起動すれば、最後に終了したときにアクティブだった Playlist がクリアされる。
解決策4: Playlistsフォルダを削除して、代わりにPlaylistsと言う名前を付けた空のファイルを置くと常にPlaylistが無い状態で起動する。が、どんな副作用があるかは不明。
Preferences -> Display -> Context menu からコンテキストメニューの整理ができる。メニューアイテムの整理は v0.8 では出来たのだが、v0.9 から出来なくなった。
Preferences -> General -> Keyboad Shortcuts の Key 入力欄で右クリック→キー選択。
fpl 形式は全てのメタデータを保存してくれる上、読み込みも非常に高速なので、他のアプリケーションとプレイリストをやりとりするとき以外は fpl 形式での保存をおすすめします。
消せません。設定を初期化する以外に方法はありません。
アイコンはフォーラムやアップローダ、deviantARTなどからダウンロードできます。
アイコンが変われば成功です。
まずAdvancedでタグの書き込みについて設定
音楽ファイル(フォルダ)をまとめて読み込んみ、1つを選択後、Propertiesで正しいタグ(日本語)を入力。適応させれば自動的に全て日本語になる。(同じ内容の場合)
仕様。foo_alacをアンインストールすると元にもどる。
Track info Panel(mod版ではない通常版の方)を使用している場合、一部の環境で高負荷になるようです。設定で、
として下さい。使用していない場合は、以下の事も確認して下さい。
Preferences > Advanced の Tagging - MP3 で、
この設定をし、再度エンコードする
ただし、設定できるタグの名前や文字数に制限が加わることがあるので注意。
バグ(?)です。v0.9.6 からこの問題は解決されています。
以下の理由が考えられる。
インストール時、最後の画面でRun Foobar~のチェックを外して終了。それ以降も管理者権限で動かさなようにする。 原因はプレイリストのデータベースファイルが管理者権限が必要なところ(Program Filesとか)で作成されると、管理者権限がない時にデータベースの書き換えが出来なくなってしまうから。 設定をデフォルトでインストールするとProgram Files下にインストールされ、インストール画面からFoobarを実行すると管理者権限を持ったまま初回実行されるのでデータベースファイルがProgram Filesに作成されてしまう。 管理者権限を持たない状態で初回実行すれば、管理者権限が必要ない場所に作成されるので正常に動作する。また、インストール先を管理者権限の必要ない場所に指定すればこの問題はそもそも起きなくなる。
コンポーネント関連で不具合があったときは、とりあえずそのコンポーネントを外しましょう。それでも設定その他で問題が残る場合は、一度 foobar2000 をアンインストールしてから再インストールしましょう。
公式フォーラム内にある Known problematic components のスレッドで問題を引き起こす可能性あるコンポーネントが挙げられています。このリストに挙げられているコンポーネントは説明をよく読んだ上で利用するようにして下さい。 また、このスレッドで banlist に挙げられているコンポーネントは問題のあるものとして標準の名前では読み込まれないようになっています。問題を理解した上で無理にでもこれらのコンポーネントを利用したい場合は適当な名前にリネームしてから Components フォルダに入れれば読み込まれるようになります。
拡張子".pls"と".m3u"をfoobarに関連付けすることで特に問題なくチャンネルを聴けます。ごくまれに再生されないというトラブルがありますが、その時は IEのインターネットオプションで履歴をクリアするか、IEのインターネットオプションで一時ファイルを削除することで聴けるようになることがあります。
配信する場合は Oddcastv3 foobar2000 plugin を利用します。 メタデータ(配信するファイルに埋め込まれているID3タグなど)はUTF-8エンコードで送出されますので、リスナー側のほとんどの再生プレイヤーで日本語表示が可能になります(foobar,Winamp2/5,QCDで確認)。 foobarの"Playback"→"DSP Manager"で、Oddcastv2をVolume Controlより上に配置することで、foobarでの設定音量に関係なく一定の音量で送信できます(配信側foobarで-100dbにしても、リスナーにはちゃんと音が聞こえている)。
foobar2000はメインメニューとコンテキストメニューの全てのコマンドをコマンドラインから操作することができます。foobar2000.exe /? で使用可能なコマンドラインオプションが表示されます。
コマンドラインオプション一覧
/add, /play, /pause, /playpause, /prev, /next /rand, /stop, /exit, /show, /hide, /config
/command:<menu command>
/playlist_command:<context menu command>
/playing_command:<context menu command>
/playlist_command: は選択している曲に対してコマンドを発行します。/playing_command: は演奏中の曲に対してコマンドを発行します。<menu command> の部分にはコマンド一覧 - Main Menu のスラッシュから右の部分を、 <context menu command> の部分にはコマンド一覧 - Context menu の行全体の部分を書き込んでください。
例えば Main Menu の "Playback/Volume Down" を実行するコマンドは
foobar2000.exe "/command:Volume Down"
になり、Context menu の "Convert/Convert to..." を選択している曲に実行するコマンドは
foobar2000.exe "/playlist_command:Convert/Convert to..."
になります。
なお v0.9.* では、デフォルトの状態では /command:<menu command> の <menu command> の部分でスラッシュを入れて階層を区別することはできません(例えば foobar2000.exe "/command:Playback/Volume Down" と書いても動作しない)。 この問題を解決するには foo_runcmd を導入してください。
Masstaggerをコマンドラインから操作することもできます。詳しくは foobar2000.exe /tag:help で。
表示はされませんが、「File > Save Configuration」という同等の機能を持ったメインメニューコマンドがあります。コマンドラインやキーボードショートカットから使用しましょう。 その他にも以下のような「表示されないメインメニューコマンド」があります。
File | Next Playlist | 一つ次(Playlist tab では右、Playlist switcher では下)の Playlist をアクティブにする |
Previous Playlist | 一つ前(Playlist tab では左、Playlist switcher では上)の Playlist をアクティブにする | |
Remove Playlist | アクティブな Playlist を削除する | |
Rename Playlist | アクティブな Playlist をリネームする | |
Reset Configuration | 設定(プロフィールディレクトリの playlists フォルダの中身、foobar2000.cfg、database.dat、database.fpl、theme.fth、PlaybackStatistics.dat*3 )をリセットする | |
Restart | foobar2000 を再起動する | |
Revert Configuration | 設定(プロフィールディレクトリの playlists フォルダの中身、foobar2000.cfg、database.dat、database.fpl、theme.fth、PlaybackStatistics.dat)を最後に保存した時の状態*4に戻す | |
Save All Playlist | すべての Playlist を指定した場所に保存する。形式は fpl/m3u/m3u8 から選択。名前はそのまま | |
Save Configuration | 設定(プロフィールディレクトリの playlists フォルダの中身、foobar2000.cfg、database.dat、database.fpl、theme.fth、PlaybackStatistics.dat)を保存する | |
Playback | Flush Playback Queue | Queue をすべて消す |
Replaygain: ... | Replaygain の Source mode を変更する | |
Seek ahead by ... | 指定した時間だけ前方に移動する | |
Seek back by ... | 指定した時間だけ後方に移動する | |
Volume ... | 音量を変更する。幅は「Advanced > Playback > Volume step (dB)」に従う | |
View | Activate | foobar2000 を最前面に表示する。キーボードショートカットから利用する場合は Global Hotkey にチェックを入れること |
Activate or Hide | トグル。キーボードショートカットから利用する場合は Global Hotkey にチェックを入れること | |
Hide | 最小化する | |
Show Now Playing | 現在再生中のトラックを表示(選択)する |
まずは落ち着いて、wikiをもう一度よく読んでみましょう。
各コンポーネントのエラーメッセージはComponentsページにあります。
対応していない形式のファイルのため、再生できないという意味。考えられる理由としては、
ファイルが見つからず、再生できなかったという意味。ちなみに、メニューの Edit > Remove Dead Items を実行するとデッドリンクを削除できる。
同じ名前のdllが複数存在している。foobar2000はcomponentsフォルダ以外のサブフォルダからもdllをロードするので検索などをして確認すること。
必要なファイルが無いか、コンポーネントが foobar2000 のバージョンに合っていない場合に表示される。考えられる理由と対処法。
メッセージ内容
Failed to load DLL: foo_xxx.dll Reason: このアプリケーションの構成が正しくないため、アプリケーションを開始できませんでした。 アプリケーションを再度インストールすることにより問題が解決する場合があります。
考えられる理由と対処法。
foobar2000の終了に時間がかかった場合に表示される。failure.txtが作成されるが、比較的、このエラーによる害は無い事が多い。
何らかの原因でタグに情報が書き込めなかった場合に表示される。考えられる理由と対処法。
元ファイルが移動または削除されていて、タグに情報が書き込めなかった場合に表示される。ちなみに、メニューの Edit > Remove Dead Items を実行するとデッドリンクを削除できる。
foobar2000で、WMAのエンコードをするには、 Windows Media Encoder 9 (以下、WME9)を使いますが、64bitでは素直には動いてくれません。 まず、WME9 のインストールで、DirectX Media 8.1 以降が必要ですと言われて止まります。
Windows 10 には、DirectX 12 が含まれています。あえて、DirectX 8.1 Runtime for Windows 2000*5 を Windows 10 にインストールすることもできますが、同じメッセージが出て WME9 のインストールは中断してしまい、無駄に終わります。
そこで、WME9 のインストールは、全手動で行います。
参照:http://maumau-osora.blogspot.jp/2015/08/windows10windowsmedia9.html
DLL と declrds.ax の登録は、標準のファルダに導入したなら、次のコマンドを実行してください。regsvr32 でエラーが出た場合は、DOS窓を管理者として実行で開いてみてください。
regsvr32 "C:\Program Files\Windows Media Components\Encoder\wmEncEng.dll" regsvr32 "C:\Program Files\Windows Media Components\Encoder\Fileinfo.dll" regsvr32 "C:\Program Files\Windows Media Components\Encoder\mspshell.dll" regsvr32 "C:\Program Files\Windows Media Components\Encoder\StreamEditor.dll" regsvr32 "C:\Program Files\Windows Media Components\Encoder\WMdevctl.dll" regsvr32 "C:\Program Files\Windows Media Components\Encoder\wmedque.dll" regsvr32 "C:\Program Files\Windows Media Components\Encoder\WMEncEng.dll" regsvr32 "C:\Program Files\Windows Media Components\Encoder\wmencloc.dll" regsvr32 "C:\Program Files\Windows Media Components\Encoder\wmesrcwp.dll" regsvr32 "C:\Program Files\Windows Media Components\Encoder\wmex.dll" regsvr32 "C:\Program Files\Windows Media Components\Encoder\WMexfmwp.dll" regsvr32 "C:\Program Files\Windows Media Components\Encoder\wmprevu.dll" regsvr32 "C:\Windows\System32\declrds.ax"
WMCmd.vbs は非公式にバージョンアップされていますが、しなくても問題ないようです。
参考:http://windowsmemo.blogspot.jp/2010/04/windows-media-9.html
WME9 のインストールが出来たら、DOS窓でコマンドを実行してみて、正しく動作するか確認してください。
コマンドの例
cscript.exe "C:\Program Files\Windows Media Components\Encoder\WMCmd.vbs" -a_mode 2 -a_setting Q75_44_2 -input "inut filename.wav"-output "output filename.wma"
さて、ここで、Converter 解説に従って、Converter の設定をしてファイルをコンバートしようとすると、
An error occurred while finalizing the encoding process (Object not found) : "D:\フォルダ名¥ファイル名.wma" Conversion failed: Object not found
というエラーが出て、失敗します。WMCmd.vbs が新しいファイルの作成に失敗したため、Foobar2000 が新ファイルが見つからないと言っているのです。 原因を確認しましょう。次のバッチファイルを作成してください。とりあえず WMCmd.bat とします。*6 *7
@echo off echo PROCESSOR_ARCHITECTURE is %PROCESSOR_ARCHITECTURE% > tmp.txt 2>&1 cscript.exe "D:\Users\WMEncoder64\WMEncoder64\Program files\Windows Media Components\Encoder\WMCmd.vbs" %* >> tmp.txt 2>&1
Encoderに作成したバッチファイルを指定し、Parametersは
-a_mode 2 -a_setting Q100_44_2_16 -input %s -output %d
等とします。それで、適当なファイルをコンバートしてみてください。
ファイルの出力先(作業フォルダ)に tmp.txt が作成されているはずですので、開いてみましょう。次のようになっているはずです。
PROCESSOR_ARCHITECTURE is x86 Microsoft (R) Windows Script Host Version 5.812 Copyright (C) Microsoft Corporation. All rights reserved. Error: Cannot initialize Windows Media Encoder object. Please verify that Windows Media Encoder 9 Series is correctly installed on your system. If running 64-bit Windows, make sure that the version of cscript.exe used corresponds to the version (x86/x64) of WME9 installed on your system.
これで、DOS窓では 64bit(x64)の cscript.exe が自動的に起動されるので上手くいくが、foobar2000 では 32bit(x86) の cscript.exe を起動するため、WME9 が実行できなかったことが分かります。 よって、64bit 版の cscript.exe で WMCmd.vbs を実行できるよう、工夫をします。
次のバッチファイルを作成してください。とりあえず WMCmd2.bat とします。ディレクトリ等はご自分の環境に合わせてください。
@echo off C:\Windows\system32\cscript.exe "C:\Program Files\Windows Media Components\Encoder\WMCmd.vbs" %*
WMCmd.bat(Encoder 用に作成したバッチファイル)を、次のように書き換えます。*8 *9 *11
@echo off start /b /wait "2nd bat" C:\Windows\sysnative\cmd.exe /C ""C:\Program Files\Windows Media Components\Encoder\WMCmd2.bat" %*" ping localhost -n 2 > nul
Components\Encoder\WMCmd2.bat" %*" Parameters は wmcmd.vbs のパラメータオプションだけを入力します。
設定例
Encoder file: | C:\Program Files\Windows Media Components\Encoder\WMCmd.bat |
Extension: | wma |
Parameters: | -a_codec WMALSL -a_mode 2 -a_setting Q100_44_2_16 -input %s -output %d *12 |
なお、2つのバッチファイルに分けずに、一つで済まそうとすると、start のコマンドと cmd.exe のコマンドが混乱して、上手く Windows が処理してくれません。また、start を使わないと、foobar2000が WMCmd.vbs の処理を待たずに失敗します。