ここは、 foobar2000 のバージョンごとの違いをまとめたページです。
foobar2000 は、今までに何回かメジャーアップデートが行われ、その度に機能、インターフェース、コンポーネント（拡張機能）の互換性、対応OSなどが変わってきました。 そのため、メジャーアップデートされる前とされた後のバージョンの間ではこれらに違いがあります。
現在の状況を表にまとめると以下のようになります。
| 95,98,ME,NT | 2000 | XP | Vista | v0.8.x 用コンポーネント | v0.9.x 用コンポーネント | デフォルト*1でのUI | ||
| v0.8～v0.8.3 | ○ | ○ | ○ | ？*2 | 使用可 | 使用不可 | シンプル、カスタマイズ性は低い | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| v0.9～v0.9.4.5 | × | ○ | ○ | ○ | 使用不可 | 使用可（v0.9.5 以降でしか使えない一部のコンポーネントを除く） | シンプル、カスタマイズ性は低い | |
| v0.9.5～v0.9.5.2 | × | × | ○ | ○ | 使用可*3 | 多機能、カスタマイズ性は高い | ||
| v0.9.5.3～ | 使用可（v0.9.5.3 で使用不可にされた一部のコンポーネント（一覧）を除く） |
この表から分かるように、結構ややこしいことになっています。なので最初のうちは v0.8.3 以前 と v0.9 以降 というおおまかに二つのグループに分けて考え、v0.8.3 以前専用のコンポーネントは v0.9 以降では使えず、v0.9 以降のコンポーネントは v0.8.3 以前では使えない と理解しておいたほうが比較的分かりやすいと思います。 さらに v0.9 以降 を使う場合、 v0.9.5.3 から、一部の便利なコンポーネントが使用不可にされていて、もしこれらのコンポーネントを導入したい場合は v0.9 ～ v0.9.5.2 を使う必要がある、ということも知っておいたほうがいいでしょう。
現在では、特別な事情がなければ、インストールするバージョンは
の４種類から選ぶのが一般的です。
基本的には環境に応じて次のようにバージョンを選ぶといいと思います。
「ある程度カスタマイズしようと思っているけれど、"v0.9.5.2 で使用不可にされたコンポーネント"には具体的にどんな機能があるかよく分からない」という場合は、リリースされてから時間が経っている v0.9.5.2よりは、比較的安定している最新版を使うほうが無難かもしれません。また、新しくリリースされたコンポーネントの中には、最新版では正常に動くが v0.9.5.2 では不具合が起こるものも、数は多くありませんが存在します*4。 もし最新版に不満があり v0.9.5.2 に乗り換えたくなった場合は v0.9.5.2 のインストーラーをダウンロードし上書きインストールすれば大丈夫です。ただし、上書きインストールする際はコンポーネントの互換性に気をつけてください。