#contents

**DSPって何? [#ab6169c4]

#imgr(./snaps/dsp.png);

-これを使うと、再生中の音楽データをデジタル的に処理し、擬似的な音響効果、チャンネル数の増減、無音部分の削除などができる。
-音楽データ自体には改変を行わない。しかし、設定を変更した[[Converter>Converter 解説]]を使えばDSP処理された音楽データを作成することもできる。
-''DSPコンポーネントはアクティブにすることで初めて機能する''。導入後は必ずDSPを有効にさせること。
-[[DSPの一覧>DSP]]

***Active DSPs / Available DSPs [#s6d94e70]

左の欄(Active DSPs)が現在アクティブな DSP 、右の欄(Available DSPs)が使用可能な DSP。
矢印で移動、[[Up / Down>#v43b7800]] でアクティブな DSP を上下に入れ替え、上部の [[Configure selected>#ja2ec7cf]] で選択した DSP の設定をすることができる。

***Up / Down について [#v43b7800]

DSPコンポーネントの多くは音を加工するため、適用する順序によって出力される音、処理速度が変わる。
DSPコンポーネントはリストの上から順番に適応され、下記の順序での適用が推奨される。
 [Resampler] => [その他のDSP] => [Limiter]

***Configure selected - 選択した DSP の設定 [#ja2ec7cf]

Equalizerのように、コンポーネントによっては DSP manager 上で設定を行うものがある。
設定方法は、設定したい DSP をアクティブにして、上部の "Configure selected" を選択する (ここで設定できないコンポーネントはグレイアウトする)。
設定方法はそれぞれの DSP の解説を参照する。

***Preset [#mac3dc9d]

設定した「アクティブなDSP」のリストを保存(Save)/ 読み込み(Load)/ 削除(Delete)できる。

**インストーラ同梱のDSP一覧 [#sd078849]

-Standard DSP Array (foo_dsp_std.dll)
--''Advanced Limiter'': クリップするところだけコンプレッサーをかけるリミッター。
--''Convert 5.1 to stereo'': 5.1ch → ステレオ
--''Convert mono to stereo'': モノラル → ステレオ
--''Convert stereo to 4 channels'': ステレオ → 4ch
--''Downmix channels to mono'': モノラルにする
--''Downmix channels to stereo'' ステレオにする
--''Hard -6dB limiter'': 強めのリミッター
--''Move stereo to rear channels'': ステレオをリアチャンネルに移動
--''Resampler (PPHS)'': リサンプラー
--''Resampler (dbpoweramp/SSRC)'' dBpoweramp/SSRC のコードに基づいた、高品質だが低速なリサンプラー
--''Reverse stereo channels'': ステレオの左右チャンネルを入れ替え
--''Crossfader'' クロスフェイダー
--''Skip Silence'' スキップサイレンス
-Equalizer (foo_dsp_eq.dll)
--''Equalizer'': イコライザー

:関連URL|
[[イコライザーのプリセットファイルのダウンロード:http://sjeng.org/foobar2000.html]]
:FAQ|
[[Resamplerの設定はどうするべきですか?>foobar2000 FAQ 日本語訳#g432d3a2]]