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#contents *これ何? [#k0ae8b20] 曲のリストを階層上に作る。[[Album List>Album List 解説]] の機能上位版のようなもの。 [[bazquux:http://www.bazquux.com/wiki/Foobar2000:Playlist_Tree]] からダウンロードできる。 #imgr(./snaps/Figure06.png); *用語解説 [#a275c8ba] -''クエリ (Query)'' --データベースから曲を抽出するための検索、およびその結果。デフォルトではこのアイコンで表される。 #imgr(./snaps/up613.png); -''フォルダ (Folder)'' --入れ物の役割を果たす。PC のフォルダと同じようなもの。デフォルトではこのアイコンで表される。 #imgr(./snaps/up953.png); -''リーフ (Leaf)'' --クエリの末端。ファイルそのものを表すことが多い。デフォルトではこのアイコンで表される。 #imgr(./snaps/up614.png); -''ノード (Node)'' --これらクエリ、フォルダ、リーフを全てひっくるめてノードと言う。 *クエリ 解説 [#z380cb35] #imgr(./snaps/up954.png); -''Label'' (表示名) --この欄では Title Formatting は基本的には無効なので、$,%,(,),[,] などの文字をそのまま表示させたい場合、 ' で囲む必要は無い。Title Formatting を使いたい場合は [[@format<> で囲む>#xd260225]]必要がある。 -''Source'' (曲情報の入手元) --[[Playlist Tree 独自の記法>#u018bece]]で記入する。 --例 @database -''Criteria'' --[[Query syntax]] を使って表示する曲の条件を記入する。 --例1 date EQUAL 2007 --例2 %codec% IS MP3 -''Format'' --クエリの構造を書き込む。基本的には Title Formatting のルールが適用される。| で新しく階層を作ることが出来る。 --例 %album artist%|%album%|%title% -''Maximum'' --クエリに表示する曲(リーフ)の制限数。選択肢にある megs とはメガバイトのこと。 -''Population Order'' --何によってソートするかを TitleFormatting で書き込む。Reverse で逆順にソートする。 -''Sort by display name after populating'' --子ノードの名前順にソートする。これにチェックを入れている場合、Population Order を設定する必要は無い。 -''Automatically Refresh'' --新しい曲が再生されるたびに、自動的に更新する。 *関数一覧 [#y4f46b90] -注意 --Playlist Tree 特有の関数(以下、PT関数)は''リーフでは使えない''。これ以外にも、PT関数は本来の Title formatting の関数とは扱いが違う点が多い([[PT関数の書き方>#xd260225]]を参照)。 --整数値で ''2^31-1(2147483647) を超える数は取得できない''。 **PT関数の書き方 [#xd260225] PT関数は本来の Title formatting の関数と違い、特殊な書き方をしないと動作しないものが多い。 "$" または "%_" で始まるPT関数は、Label 欄では @format<(PT関数を含んだスクリプト)> Criteria 欄では "@format<(PT関数を含んだスクリプト)>" Format 欄では @quote<@format<(PT関数を含んだスクリプト)>> の形で記入する必要がある((この他にも様々な書き方があるが、この書き方が一番誤動作が少ないと思われる。))。 なお、Label 欄でも(PT関数を含んだスクリプト)の部分は Title formatting のルールが適用されるようになる。 -例 --Label Files (Playing Artist) @format<$ifgreater(%_itemcount%,0,'['%_itemcount%' items]',)> --Criteria artist IS "@format<$playing('%artist%')>" --Format %artist%' ('@quote<@format<%_size_abb%>>')'| @icon<5>%album%| %title% **Tags [#occ2c58d] ***%_name% [#pa454a02] ノードの名前を返す。''自ノードに対して直接使うとフリーズする。'' -例 --Format @rgb<255,0,0>aaa|@quote<@format<$parent('%_name%')>>|%title% ***%_displayname% [#sb5a6337] ノードの名前を返す。[[%_name%>#pa454a02]] と違い、ノード名 [[@icon<>>#ea5ff2a0]] や [[@rgb<>>#ybc44c4f]] などがあった場合は無視する。''自ノードに対して直接使うとフリーズする。'' -例 --Format @rgb<255,0,0>aaa|@quote<@format<$parent('%_displayname%')>>|%title% ***%_size_abbr% [#cc3aef71] 自ノード以下にあるリーフの合計ファイルサイズを返す。単位は"○○ GB" や "○○ MB" のように、自動的に調整される。 -例 --Label Total size (abbr) [@format<%_size_abbr%>] --Format %artist%| $if2(%album%,Unknown Album) '('@quote<@format<%_size_abbr%>>')'| %title% 単位を統一したい、ファイルサイズを詳細に表示したいというような場合には [[%_size%>#r56ede07]] などを使う。 ***%_size_abb% [#g8aa0f07] 自ノード以下にあるリーフの合計ファイルサイズを返す。単位は"○○ G" や "○○ M" のように、自動的に調整される。 -例 --Label Total size (abb) [@format<%_size_abb%>] --Format %artist%| $if2(%album%,Unknown Album) '('@quote<@format<%_size_abb%>>')'| %title% 単位を統一したい、ファイルサイズを詳細に表示したいというような場合には [[%_size%>#r56ede07]] などを使う。 ***%_size% [#r56ede07] 自ノード以下にあるリーフの合計ファイルサイズを、バイト数でそのまま返す。ただし、2^31-1(2147483647 ≒ 2GB) を超える場合は正常に取得できない。これより大きいファイルサイズを取得したい場合は [[%_size_abbr%>#cc3aef71]] か [[%_size_abb%>#g8aa0f07]] を使う必要がある。 -例 ("○.○○ GB" や "○○.○○ MB" のような形で表す) --Label Total size (original) (@format<%_size%> bytes) --Format %artist%| $if2(%album%,Unknown Album) '('@quote<@format<%_size%>>')'| %title% ***%_play_length% [#v0a4dfbb] 自ノード以下にあるリーフの総演奏時間を返す。単位は24時間以内ならば [hh:]mm:ss 、そうでなければ ">4 days" のように日付のみで返す。 -例 --Label play_length [@format<%_play_length%>] --Format %artist%| %album% '('@quote<@format<%_play_length%>>')'| %title% 表示方法が好みに合わない場合は、[[$sum('%_length_seconds%')>#z7507938]] を使って、例えば --Label Total @format<$ifgreater(%_itemcount%,0,'['$replace($cwb_wdhms($sum('%_length_seconds%')),d, days,wk, weeks and)']','('No Item')')> のようにする(上の例では [[cwb_hooks>cwbowron's hooks 解説]] が必要)。 なお、$sum('%_length_seconds%') の値が 2^31-1(2147483647 ≒ 3310週間) を超える場合は正常に表示できない。 ***%_itemcount% [#t6e2bf01] 自ノード以下にある全てのリーフの数を返す。 -例 --Label play_length [@format<%_itemcount%>] --Format %artist%| %album% '('@quote<@format<%_itemcount%>>' items)'| %title% ***%_foldercount% [#af24ac15] 子ノードの数を返す。%_itemcount%と違って直接の子しかカウントしない。 -例 --Label Folder Count (@format<%_foldercount%> items) --Format %artist% '('@quote<@format<%_foldercount%>>' items)'| %album% '('@quote<@format<%_foldercount%>>' items)'| %title% ***%_folderindex% [#f9960f1a] 親からみた自分のインデックス番号を返す。最初は 1 から。 -例 --Label Folder Index --Format @quote<@format<$num(%_folderindex%,2)>> - %artist%| @quote<@format<$num(%_folderindex%,2)>> - %album%| %title% ***%_overallindex% [#e717df2a] PlaylistTree全体におけるインデックス番号を返す。最初は 1 から(ルートフォルダは 0 )。 @quote<@format<$num(%_overallindex%,2)>> - %artist%| @quote<@format<$num(%_overallindex%,2)>> - %album%| %title% ***%_nestlevel% [#l0aab32c] 階層の深さを返す。[[@fakelevel>#na62958b]] で隠れた階層もカウントされる。 ***%_isquery% [#i314bcd5] クエリなら1を返す。 ***%_isleaf% [#s68b4503] リーフなら1を返す。 ***%_isfolder% [#j7cfb60f] フォルダなら1を返す。 **Functions [#v7da83d6] ***@browse_as<> [#v0dd3060] (現在使用できない模様。) **%<tag>% [#h5a694d4] [[Album List>Album List 解説]] のように、タグに複数の値が入っている場合は個別で判定してくれる。Playlist Tree では、%<tag1,tag2,tag3>% のように複数のタグを記述することもできる。 公式サイトではバグリストに入っている関数なので、使用する際には注意。 ***@format<> [#eca732f3] "$" または "%_" で始まるPT関数を使用する際にこれで囲む。 ***@icon<index> [#ea5ff2a0] ノードのアイコン画像を指定(変更)する。 -例 --Label icon test --Format @icon<5>a| @icon<10>b| %title% ***$playing('tag') [#l8fd863c] 演奏中トラックの指定したタグ情報を取得する。使用する際には、 $playing('%artist%') のように ' で囲む必要がある。 -例 (再生中のアーティストと同じ曲を抽出) --Label Playing Artist's Songs (@format<$playing('%artist%')>) --Source @database --Criteria artist IS "@format<$playing('%artist%')>" --Format %title% --Automatically Refresh ***$avg('tag') [#n00b0052] 自ノード以下の全リーフから指定したタグ情報を取得しその平均値を小数点2桁まで返す。使用する際には、 $avg('%_length_seconds%') のように ' で囲む必要がある。少数部分の数を表示したくない場合は、 $num($avg('%_length_seconds%'),0) のように $num() を使うと整数部分のみが表示される。 -例 --Label Average Length [@format<$avg('%_length_seconds%')> seconds] --Format %artist% '['@quote<@format<$avg('%_length_seconds%')>>' seconds]'| %album% '['@quote<@format<$avg('%_length_seconds%')>>' seconds]'| %title% ***$sum('tag') [#z7507938] 自ノード以下の全リーフから指定したタグ情報を取得しその合計値を返す。使用する際には、 $sum('%_length_seconds%') のように ' で囲む必要がある。 -例 --Label Total Length [@format<$sum('%_length_seconds%')> seconds] --Format %artist% '['@quote<@format<$sum('%_length_seconds%')>>' seconds]'| %album% '['@quote<@format<$sum('%_length_seconds%')>>' seconds]'| %title% ***@quote<> [#j54985f1] 関数内の文字はトークンとして解釈されない。[[Label 欄で @format<> とともに使う>#xd260225]]機会が多いと思われる ***$parent('tag',n) [#z0666d90] 自分よりn階層上のノードからタグ情報を取得する。使う際には、 $parent('%_foldercount%',2) のように ' で囲む必要がある。n を省略すると、一個上のノードを参照する。 同一フィールド内で一度でも$parentを使用すると、それ以降は $parent節の外でも祖先ノードを参照するバグ?がある。 ***@query<> [#w4459e05] そのクエリの子ノードとしてクエリを作成する。フリーズしやすいので使用の際には注意。 @query<Label;Source;Criteria;Format;PopOrder;DisplayOrder> のように書く。 -詳細 --http://d.hatena.ne.jp/uninko/20060602#query ***$hidetext() [#w6c04820] 括弧でかまれた部分を表示しない。おそらくコメントアウト用途的なものだと思われる。 ***@hidden 系 [#yffe0c34] -@hidden --自分より下のノード全体を隠す。自分自身は表示する(アイコンの色が薄くなって表示される)。 -@hidden2 --自より下のノード全体、および自分自身を隠す。 -@hidden3 --自分に直接ぶら下がる全リーフを隠すがサブフォルダは隠さない。また自分自身は表示される。これらは''直後に半角スペースを入れないと動作しない''。 -例1 --Format %album%|%artist% @hidden2 |%title% -例2 --Format @quote<@format<$if($greater(%_foldercount%,8),@hidden ,)>>%album%|[$num(%tracknumber%,2)]%title% ***@fakelevel [#na62958b] その階層だけを隠す。''直後に半角スペースを入れないと動作しない''。 ***@rgb<r,g,b> [#ybc44c4f] ノードの文字色を指定する。[[設定で "Custom selection colors" を ON にしておく必要がある>#m7eb2ae3]]。文字列の途中から色を変えることは出来ない。 ***@limit<max> [#m393b52b] 子ノードの最大数を指定する。 -例 --Format %album%@limit<5> |[$num(%tracknumber%,2)]%title% ***@default [#ia2b2a6e] ソースが[[@drop<>>#l91d894e]]の時、元のディレクトリ構造を再現する。 **Source [#u018bece] [[Source>#z380cb35]] 欄で使える関数。 ***@database [#o338f3f3] @database [[Media Library>Media Library 解説]] のデータベースから入手する。 ***@drop<> [#l91d894e] @drop<(パス名)> 特定のパス内の曲を検索し入手する。"(パス名)"の部分に検索したいパス名を書き込む。 -例 @drop<C:\WINDOWS\Media> ***@node<> [#of5b15c4] @node<(ノード名)> 特定のノード内の曲を検索し入手する。"(ノード名)"の部分に検索したいノード名を書き込む。 ***@and,@or,@not [#q220c151] [[@node<>>#of5b15c4]] および [[@drop<>>#l91d894e]] に対して使える論理演算子。 -@and --例 @node<a> @and @node<b> "a" と "b" 、両方のノードにあるものを対象にする。 -@or --例 @node<a> @or @node<b> "a" と "b" の、少なくとも一方のノードにあるものを対象にする。 -@not --例 @node<a> @not @node<b> "a" というノードにあり、"b" というノードにないものを対象にする。 ***@playlists [#c75f9904] @playlists すべてのプレイリストにある曲を対象にする。プレイリストごとにクエリを作る。 ***@playlist<> [#fd887905] @playlist<(プレイリスト名)> 特定のプレイリスト内の曲を対象にする。"(プレイリスト名)"の部分にプレイリスト名を書き込む。 ***@scheme [#i40166b3] @scheme "Scheme" というプログラム言語を使ってクエリを作成できるようになる。 **その他 [#e66d8666] ***$treenode(arg) [#q26ac509] 選択しているノードの情報を返す。Playlist Tree 外で Title Formatting の関数として使うことができる。arg 部分に入れることができるのは以下の通り。 -name -displayname -size -duration -itemcount -foldercount -overallindex -isleaf -isfolder -isquery -例 $treenode(name) *設定画面 (Preferences) [#i9069c5b] Preferences - Media Library > Playlist Tree Panel から選択可能。 **"Playlist Tree Panel" [#m7eb2ae3] (画像) -''Appearance'' (外観) --''Font , Text Color , Line Color, Back Color'' ---順に フォント、文字の色、線の色、背景色 --''Edge Style'' ---枠のスタイル --''no hscroll'' ---スクロールバーを隠す --''hide root'' ---ルートフォルダを隠す --''hide leaves ---リーフを隠す --''hide +/-'' ---クエリやフォルダの横にある +/- マークを隠す -''File Format'' --編集希望 -''Folder Format'' --編集希望 -''Default Query Format'' --クエリを作成する際に、"Format" 欄にデフォルトで入力されるスクリプト -''Library Playlist'' --ライブラリプレイリスト名の設定 --''Activate library playlist when sending'' --ライブラリプレイリストに曲を送ったとき、そのプレイリストをアクティブにする --''Rename library playlist when sending'' ---編集希望 -''Custom Colors'' --''Custom selection colors'' ---ノードが選択されたときの背景や文字の色を変える(これを ON にすると、[[@rgb>#ybc44c4f]] が使えるようになる) -''Use Default Queries if no file loaded'' --編集希望 -''Bitmaps'' --アイコン画像について(設定を有効にするには foobar2000 の再起動が必要) --''Enable Bitmaps'' ---アイコン画像を有効にする --''Load Windows Bitmaps'' ---ウィンドウズのアイコン画像を読み込む --''Leaf,Folder,Query'' ---それぞれのアイコンを変更 --''foobar2000 icon path'' ---foobar2000 のアイコンがあるパス名。絶対パスで入力する --''Additional Bitmaps'' ---好きなアイコン画像を追加できる。絶対パスで入力する。改行は Ctrl + Enter で **"Mouse & Keyboard" [#a2a8e523] -''Selection Actions'' --ノードを選択したときに実行するアクション -''Double Click Actions'' --ノードをダブルクリックしたときに実行するアクション --''Refresh Queries'' ---ダブルクリックしたときにノードを更新する -''Middle Click Actions'' --ノードを中クリックしたときに実行するアクション -''Right Click Actions'' --ノードを右クリックしたときに実行するアクション --''with Shift'' ---ノードを Shift キー + 右クリックしたときに実行するアクション -''Enter'' --Enter キーを押したときに実行するアクション -''Space'' --Space キーを押したときに実行するアクション -''Process Keyboard Shortcuts'' --ノード選択時に [[General > Keyboard Shortcuts>Keyboard Shortcuts 解説]] のキーボードショートカットを実行できるようにする -''File Limit'' --編集希望 **"Scheme" [#h9e27157] 編集希望 *Tips [#v25f0e58] -クエリを編集し終わったときに、Shift を押しながら OK をクリックすると Refresh されない *外部リンク [#md1600ba] -[[uninkoの日記:http://d.hatena.ne.jp/uninko/20060602]] --関数を詳細に、例を付けて解説している。説明は古いバージョンのものだが、関数の機能自体はあまり変わっていないので十分に使える。より詳しい解説を読みたい場合はおすすめ。 -[[Playlist_Tree_Tutorial:http://wiki.bowron.us/index.php?title=Playlist_Tree_Tutorial]] --公式チュートリアル。英語。scheme などの解説がある。
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#contents *これ何? [#k0ae8b20] 曲のリストを階層上に作る。[[Album List>Album List 解説]] の機能上位版のようなもの。 [[bazquux:http://www.bazquux.com/wiki/Foobar2000:Playlist_Tree]] からダウンロードできる。 #imgr(./snaps/Figure06.png); *用語解説 [#a275c8ba] -''クエリ (Query)'' --データベースから曲を抽出するための検索、およびその結果。デフォルトではこのアイコンで表される。 #imgr(./snaps/up613.png); -''フォルダ (Folder)'' --入れ物の役割を果たす。PC のフォルダと同じようなもの。デフォルトではこのアイコンで表される。 #imgr(./snaps/up953.png); -''リーフ (Leaf)'' --クエリの末端。ファイルそのものを表すことが多い。デフォルトではこのアイコンで表される。 #imgr(./snaps/up614.png); -''ノード (Node)'' --これらクエリ、フォルダ、リーフを全てひっくるめてノードと言う。 *クエリ 解説 [#z380cb35] #imgr(./snaps/up954.png); -''Label'' (表示名) --この欄では Title Formatting は基本的には無効なので、$,%,(,),[,] などの文字をそのまま表示させたい場合、 ' で囲む必要は無い。Title Formatting を使いたい場合は [[@format<> で囲む>#xd260225]]必要がある。 -''Source'' (曲情報の入手元) --[[Playlist Tree 独自の記法>#u018bece]]で記入する。 --例 @database -''Criteria'' --[[Query syntax]] を使って表示する曲の条件を記入する。 --例1 date EQUAL 2007 --例2 %codec% IS MP3 -''Format'' --クエリの構造を書き込む。基本的には Title Formatting のルールが適用される。| で新しく階層を作ることが出来る。 --例 %album artist%|%album%|%title% -''Maximum'' --クエリに表示する曲(リーフ)の制限数。選択肢にある megs とはメガバイトのこと。 -''Population Order'' --何によってソートするかを TitleFormatting で書き込む。Reverse で逆順にソートする。 -''Sort by display name after populating'' --子ノードの名前順にソートする。これにチェックを入れている場合、Population Order を設定する必要は無い。 -''Automatically Refresh'' --新しい曲が再生されるたびに、自動的に更新する。 *関数一覧 [#y4f46b90] -注意 --Playlist Tree 特有の関数(以下、PT関数)は''リーフでは使えない''。これ以外にも、PT関数は本来の Title formatting の関数とは扱いが違う点が多い([[PT関数の書き方>#xd260225]]を参照)。 --整数値で ''2^31-1(2147483647) を超える数は取得できない''。 **PT関数の書き方 [#xd260225] PT関数は本来の Title formatting の関数と違い、特殊な書き方をしないと動作しないものが多い。 "$" または "%_" で始まるPT関数は、Label 欄では @format<(PT関数を含んだスクリプト)> Criteria 欄では "@format<(PT関数を含んだスクリプト)>" Format 欄では @quote<@format<(PT関数を含んだスクリプト)>> の形で記入する必要がある((この他にも様々な書き方があるが、この書き方が一番誤動作が少ないと思われる。))。 なお、Label 欄でも(PT関数を含んだスクリプト)の部分は Title formatting のルールが適用されるようになる。 -例 --Label Files (Playing Artist) @format<$ifgreater(%_itemcount%,0,'['%_itemcount%' items]',)> --Criteria artist IS "@format<$playing('%artist%')>" --Format %artist%' ('@quote<@format<%_size_abb%>>')'| @icon<5>%album%| %title% **Tags [#occ2c58d] ***%_name% [#pa454a02] ノードの名前を返す。''自ノードに対して直接使うとフリーズする。'' -例 --Format @rgb<255,0,0>aaa|@quote<@format<$parent('%_name%')>>|%title% ***%_displayname% [#sb5a6337] ノードの名前を返す。[[%_name%>#pa454a02]] と違い、ノード名 [[@icon<>>#ea5ff2a0]] や [[@rgb<>>#ybc44c4f]] などがあった場合は無視する。''自ノードに対して直接使うとフリーズする。'' -例 --Format @rgb<255,0,0>aaa|@quote<@format<$parent('%_displayname%')>>|%title% ***%_size_abbr% [#cc3aef71] 自ノード以下にあるリーフの合計ファイルサイズを返す。単位は"○○ GB" や "○○ MB" のように、自動的に調整される。 -例 --Label Total size (abbr) [@format<%_size_abbr%>] --Format %artist%| $if2(%album%,Unknown Album) '('@quote<@format<%_size_abbr%>>')'| %title% 単位を統一したい、ファイルサイズを詳細に表示したいというような場合には [[%_size%>#r56ede07]] などを使う。 ***%_size_abb% [#g8aa0f07] 自ノード以下にあるリーフの合計ファイルサイズを返す。単位は"○○ G" や "○○ M" のように、自動的に調整される。 -例 --Label Total size (abb) [@format<%_size_abb%>] --Format %artist%| $if2(%album%,Unknown Album) '('@quote<@format<%_size_abb%>>')'| %title% 単位を統一したい、ファイルサイズを詳細に表示したいというような場合には [[%_size%>#r56ede07]] などを使う。 ***%_size% [#r56ede07] 自ノード以下にあるリーフの合計ファイルサイズを、バイト数でそのまま返す。ただし、2^31-1(2147483647 ≒ 2GB) を超える場合は正常に取得できない。これより大きいファイルサイズを取得したい場合は [[%_size_abbr%>#cc3aef71]] か [[%_size_abb%>#g8aa0f07]] を使う必要がある。 -例 ("○.○○ GB" や "○○.○○ MB" のような形で表す) --Label Total size (original) (@format<%_size%> bytes) --Format %artist%| $if2(%album%,Unknown Album) '('@quote<@format<%_size%>>')'| %title% ***%_play_length% [#v0a4dfbb] 自ノード以下にあるリーフの総演奏時間を返す。単位は24時間以内ならば [hh:]mm:ss 、そうでなければ ">4 days" のように日付のみで返す。 -例 --Label play_length [@format<%_play_length%>] --Format %artist%| %album% '('@quote<@format<%_play_length%>>')'| %title% 表示方法が好みに合わない場合は、[[$sum('%_length_seconds%')>#z7507938]] を使って、例えば --Label Total @format<$ifgreater(%_itemcount%,0,'['$replace($cwb_wdhms($sum('%_length_seconds%')),d, days,wk, weeks and)']','('No Item')')> のようにする(上の例では [[cwb_hooks>cwbowron's hooks 解説]] が必要)。 なお、$sum('%_length_seconds%') の値が 2^31-1(2147483647 ≒ 3310週間) を超える場合は正常に表示できない。 ***%_itemcount% [#t6e2bf01] 自ノード以下にある全てのリーフの数を返す。 -例 --Label play_length [@format<%_itemcount%>] --Format %artist%| %album% '('@quote<@format<%_itemcount%>>' items)'| %title% ***%_foldercount% [#af24ac15] 子ノードの数を返す。%_itemcount%と違って直接の子しかカウントしない。 -例 --Label Folder Count (@format<%_foldercount%> items) --Format %artist% '('@quote<@format<%_foldercount%>>' items)'| %album% '('@quote<@format<%_foldercount%>>' items)'| %title% ***%_folderindex% [#f9960f1a] 親からみた自分のインデックス番号を返す。最初は 1 から。 -例 --Label Folder Index --Format @quote<@format<$num(%_folderindex%,2)>> - %artist%| @quote<@format<$num(%_folderindex%,2)>> - %album%| %title% ***%_overallindex% [#e717df2a] PlaylistTree全体におけるインデックス番号を返す。最初は 1 から(ルートフォルダは 0 )。 @quote<@format<$num(%_overallindex%,2)>> - %artist%| @quote<@format<$num(%_overallindex%,2)>> - %album%| %title% ***%_nestlevel% [#l0aab32c] 階層の深さを返す。[[@fakelevel>#na62958b]] で隠れた階層もカウントされる。 ***%_isquery% [#i314bcd5] クエリなら1を返す。 ***%_isleaf% [#s68b4503] リーフなら1を返す。 ***%_isfolder% [#j7cfb60f] フォルダなら1を返す。 **Functions [#v7da83d6] ***@browse_as<> [#v0dd3060] (現在使用できない模様。) **%<tag>% [#h5a694d4] [[Album List>Album List 解説]] のように、タグに複数の値が入っている場合は個別で判定してくれる。Playlist Tree では、%<tag1,tag2,tag3>% のように複数のタグを記述することもできる。 公式サイトではバグリストに入っている関数なので、使用する際には注意。 ***@format<> [#eca732f3] "$" または "%_" で始まるPT関数を使用する際にこれで囲む。 ***@icon<index> [#ea5ff2a0] ノードのアイコン画像を指定(変更)する。 -例 --Label icon test --Format @icon<5>a| @icon<10>b| %title% ***$playing('tag') [#l8fd863c] 演奏中トラックの指定したタグ情報を取得する。使用する際には、 $playing('%artist%') のように ' で囲む必要がある。 -例 (再生中のアーティストと同じ曲を抽出) --Label Playing Artist's Songs (@format<$playing('%artist%')>) --Source @database --Criteria artist IS "@format<$playing('%artist%')>" --Format %title% --Automatically Refresh ***$avg('tag') [#n00b0052] 自ノード以下の全リーフから指定したタグ情報を取得しその平均値を小数点2桁まで返す。使用する際には、 $avg('%_length_seconds%') のように ' で囲む必要がある。少数部分の数を表示したくない場合は、 $num($avg('%_length_seconds%'),0) のように $num() を使うと整数部分のみが表示される。 -例 --Label Average Length [@format<$avg('%_length_seconds%')> seconds] --Format %artist% '['@quote<@format<$avg('%_length_seconds%')>>' seconds]'| %album% '['@quote<@format<$avg('%_length_seconds%')>>' seconds]'| %title% ***$sum('tag') [#z7507938] 自ノード以下の全リーフから指定したタグ情報を取得しその合計値を返す。使用する際には、 $sum('%_length_seconds%') のように ' で囲む必要がある。 -例 --Label Total Length [@format<$sum('%_length_seconds%')> seconds] --Format %artist% '['@quote<@format<$sum('%_length_seconds%')>>' seconds]'| %album% '['@quote<@format<$sum('%_length_seconds%')>>' seconds]'| %title% ***@quote<> [#j54985f1] 関数内の文字はトークンとして解釈されない。[[Label 欄で @format<> とともに使う>#xd260225]]機会が多いと思われる ***$parent('tag',n) [#z0666d90] 自分よりn階層上のノードからタグ情報を取得する。使う際には、 $parent('%_foldercount%',2) のように ' で囲む必要がある。n を省略すると、一個上のノードを参照する。 同一フィールド内で一度でも$parentを使用すると、それ以降は $parent節の外でも祖先ノードを参照するバグ?がある。 ***@query<> [#w4459e05] そのクエリの子ノードとしてクエリを作成する。フリーズしやすいので使用の際には注意。 @query<Label;Source;Criteria;Format;PopOrder;DisplayOrder> のように書く。 -詳細 --http://d.hatena.ne.jp/uninko/20060602#query ***$hidetext() [#w6c04820] 括弧でかまれた部分を表示しない。おそらくコメントアウト用途的なものだと思われる。 ***@hidden 系 [#yffe0c34] -@hidden --自分より下のノード全体を隠す。自分自身は表示する(アイコンの色が薄くなって表示される)。 -@hidden2 --自より下のノード全体、および自分自身を隠す。 -@hidden3 --自分に直接ぶら下がる全リーフを隠すがサブフォルダは隠さない。また自分自身は表示される。これらは''直後に半角スペースを入れないと動作しない''。 -例1 --Format %album%|%artist% @hidden2 |%title% -例2 --Format @quote<@format<$if($greater(%_foldercount%,8),@hidden ,)>>%album%|[$num(%tracknumber%,2)]%title% ***@fakelevel [#na62958b] その階層だけを隠す。''直後に半角スペースを入れないと動作しない''。 ***@rgb<r,g,b> [#ybc44c4f] ノードの文字色を指定する。[[設定で "Custom selection colors" を ON にしておく必要がある>#m7eb2ae3]]。文字列の途中から色を変えることは出来ない。 ***@limit<max> [#m393b52b] 子ノードの最大数を指定する。 -例 --Format %album%@limit<5> |[$num(%tracknumber%,2)]%title% ***@default [#ia2b2a6e] ソースが[[@drop<>>#l91d894e]]の時、元のディレクトリ構造を再現する。 **Source [#u018bece] [[Source>#z380cb35]] 欄で使える関数。 ***@database [#o338f3f3] @database [[Media Library>Media Library 解説]] のデータベースから入手する。 ***@drop<> [#l91d894e] @drop<(パス名)> 特定のパス内の曲を検索し入手する。"(パス名)"の部分に検索したいパス名を書き込む。 -例 @drop<C:\WINDOWS\Media> ***@node<> [#of5b15c4] @node<(ノード名)> 特定のノード内の曲を検索し入手する。"(ノード名)"の部分に検索したいノード名を書き込む。 ***@and,@or,@not [#q220c151] [[@node<>>#of5b15c4]] および [[@drop<>>#l91d894e]] に対して使える論理演算子。 -@and --例 @node<a> @and @node<b> "a" と "b" 、両方のノードにあるものを対象にする。 -@or --例 @node<a> @or @node<b> "a" と "b" の、少なくとも一方のノードにあるものを対象にする。 -@not --例 @node<a> @not @node<b> "a" というノードにあり、"b" というノードにないものを対象にする。 ***@playlists [#c75f9904] @playlists すべてのプレイリストにある曲を対象にする。プレイリストごとにクエリを作る。 ***@playlist<> [#fd887905] @playlist<(プレイリスト名)> 特定のプレイリスト内の曲を対象にする。"(プレイリスト名)"の部分にプレイリスト名を書き込む。 ***@scheme [#i40166b3] @scheme "Scheme" というプログラム言語を使ってクエリを作成できるようになる。 **その他 [#e66d8666] ***$treenode(arg) [#q26ac509] 選択しているノードの情報を返す。Playlist Tree 外で Title Formatting の関数として使うことができる。arg 部分に入れることができるのは以下の通り。 -name -displayname -size -duration -itemcount -foldercount -overallindex -isleaf -isfolder -isquery -例 $treenode(name) *設定画面 (Preferences) [#i9069c5b] Preferences - Media Library > Playlist Tree Panel から選択可能。 **"Playlist Tree Panel" [#m7eb2ae3] (画像) -''Appearance'' (外観) --''Font , Text Color , Line Color, Back Color'' ---順に フォント、文字の色、線の色、背景色 --''Edge Style'' ---枠のスタイル --''no hscroll'' ---スクロールバーを隠す --''hide root'' ---ルートフォルダを隠す --''hide leaves ---リーフを隠す --''hide +/-'' ---クエリやフォルダの横にある +/- マークを隠す -''File Format'' --編集希望 -''Folder Format'' --編集希望 -''Default Query Format'' --クエリを作成する際に、"Format" 欄にデフォルトで入力されるスクリプト -''Library Playlist'' --ライブラリプレイリスト名の設定 --''Activate library playlist when sending'' --ライブラリプレイリストに曲を送ったとき、そのプレイリストをアクティブにする --''Rename library playlist when sending'' ---編集希望 -''Custom Colors'' --''Custom selection colors'' ---ノードが選択されたときの背景や文字の色を変える(これを ON にすると、[[@rgb>#ybc44c4f]] が使えるようになる) -''Use Default Queries if no file loaded'' --編集希望 -''Bitmaps'' --アイコン画像について(設定を有効にするには foobar2000 の再起動が必要) --''Enable Bitmaps'' ---アイコン画像を有効にする --''Load Windows Bitmaps'' ---ウィンドウズのアイコン画像を読み込む --''Leaf,Folder,Query'' ---それぞれのアイコンを変更 --''foobar2000 icon path'' ---foobar2000 のアイコンがあるパス名。絶対パスで入力する --''Additional Bitmaps'' ---好きなアイコン画像を追加できる。絶対パスで入力する。改行は Ctrl + Enter で **"Mouse & Keyboard" [#a2a8e523] -''Selection Actions'' --ノードを選択したときに実行するアクション -''Double Click Actions'' --ノードをダブルクリックしたときに実行するアクション --''Refresh Queries'' ---ダブルクリックしたときにノードを更新する -''Middle Click Actions'' --ノードを中クリックしたときに実行するアクション -''Right Click Actions'' --ノードを右クリックしたときに実行するアクション --''with Shift'' ---ノードを Shift キー + 右クリックしたときに実行するアクション -''Enter'' --Enter キーを押したときに実行するアクション -''Space'' --Space キーを押したときに実行するアクション -''Process Keyboard Shortcuts'' --ノード選択時に [[General > Keyboard Shortcuts>Keyboard Shortcuts 解説]] のキーボードショートカットを実行できるようにする -''File Limit'' --編集希望 **"Scheme" [#h9e27157] 編集希望 *Tips [#v25f0e58] -クエリを編集し終わったときに、Shift を押しながら OK をクリックすると Refresh されない *外部リンク [#md1600ba] -[[uninkoの日記:http://d.hatena.ne.jp/uninko/20060602]] --関数を詳細に、例を付けて解説している。説明は古いバージョンのものだが、関数の機能自体はあまり変わっていないので十分に使える。より詳しい解説を読みたい場合はおすすめ。 -[[Playlist_Tree_Tutorial:http://wiki.bowron.us/index.php?title=Playlist_Tree_Tutorial]] --公式チュートリアル。英語。scheme などの解説がある。
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